世界の12の先住民族の物語を紡いでいく旅。ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」
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JOMON - 縄文
HIBIKI クランクアップ

ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」、2019年11月4日、クランクアップ。

約8年に及んだ、世界の12の先住民族に先祖代々から伝わる叡智を紡ぐ旅が、HIBIKI最終章第12縄文編のラストカットをもって、幕を下ろした。

HIBIKI最終章 第12縄文 第1シーズンは、沖縄編(2019.3.20 〜 2019.4.20)

沖縄の離島、久高島を中心に取材を進める。

HIBIKI最終章 第12縄文 第2シーズンは、祭り編(2019.4.21 〜 2019.11.4)

京都の祇園祭、四国の阿波踊り、青森のねぶた祭を、準備から密着取材。

他に、縄文をテーマに、各界でご活躍の皆さまを取材した。

今、編集中。(2020.6.1)

完成後、ヴェネツィア国際映画祭をはじめ、世界各国の主要映画祭に出展を予定している。

新型コロナウィルス感染症の影響を受けて、、、

ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」は、当初、2020年春に公開を予定していたが、新型コロナウィルス感染症の影響で、世界各国の映画祭が軒並みに中止、または延期。

そして、響きの公開も延期を決定。

各国の映画祭の再開を待って、世界公開を目指している。

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 HIBIKI 所信表明(2020.6.1)
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今、世界は新型コロナウイルス感染症の影響で大きく変わろうとしています。

響きの旅で、ネイティヴの長老から、2020年の春分(2020.3.20)を境に、「すべてが遅くなる」と、言われましたが、このようなカタチでそれがやって来るとは、僕自身、思いもしませんでした。

これは一見、予言めいてますが、彼らに先祖代々から伝わる「叡智」の世界。

「すべてが遅くなる」とは、これまでのように、原因と結果を「外側」に求めるアクティブな世界から、ひとりひとりが自分自身の内面を旅し、探求する、「内側」に求める静なる世界に、価値観が変容することを意味します。

まさに、新型コロナウイルス感染症の影響で、僕たちは、内なる旅を余儀なくさせられているのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染症は、現象に過ぎず、人類が意識変容を遂げるきっかけになると思います。

日本に仏教が入って来たのは、天然痘の流行りの後。

人類の歴史は、こういった世界規模の災害の後に、新しい秩序を生み出して来ました。

パラダイムシフト。

今、その時かもしれません。

アフターコロナ、その先に広がる世界はどのようなものでしょうか?

この地球の未来に住まう子孫に、美しく、優しい世界を繋いで行こうというクリアなイメージを、ひとりひとりが抱き、叡智を集めることで、この困難を希望に輝くものに出来ると信じております。

僕たちの先祖もその時々に、そうし、命を今に伝えて来ました。

今、僕たちがそうする時。

未来の子孫に偉大なる先祖がいたと、そう言われる行動を今、取るべきだと思います。

響きは、昨年、2019年12月15日、イオンシネマ京都桂川(関西)、そして、今年、2020年2月8日、青山ウィメンズホール(東京)と、2回に渡って、響き総集編・報告最終講演会を開催しました。

各会場とも満員御礼。日本全国から多くの方々が会場にお越し下さり、大盛況のうちに、響きのこれからを祝福して下さいました。

そして、響き総集編・報告最終講演会を終え、本編の編集に取りかかり、ヴェネツィア国際映画祭をはじめ、世界各国の主要映画祭の出展を目指しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、映画祭のほとんどが延期、あるいは中止。

響きも余儀なく、出展を見送る判断をしました。

今、世界のエンタメ業界は破壊的なダメージを受けていて、その余波はこれから徐々に、大きくなって来るでしょう。

しかし、響きは、信念を持ち続け、8年間を旅して来ました。

皆さまの祈りと共にした、奇跡の旅です。

僕は思うのです、、、響きは、人類の普遍的価値観を探す旅。新しい世界のパラダイムを切り開くに必要な叡智、そのメッセージ。もしかして、今の新型コロナウイルス感染症下の世界も、神様は想定していて、響きにミッションを与えたのではないか。

響きの旅で起きた奇跡を振り返ると、自然にこう思えるのです。

新型コロナウイルス感染症が完全に終息するまで、2〜3年はかかると言われておりますが、これまでの響き8年の旅を思うと、僕は全く動じません。

響きは、必ず、全うします。

アフターコロナの世界、、、響きはきっとその時に必要なメッセージを世界へと運ぶでしょう。

響きは、12の旅で、すべて終わりましたが、最後の最後に、13番目の旅が待っていました。

人類の叡智を「外側」に求めたこれまでの響き。

しかし、それを「僕自身の内側」に求めるものが、13番目の旅、今です。

響きの今後ですが、もう一度、最初から編集をし直します。

この時代に必要なエッセンスを、響きの旅から抽出し、1本の完全な映画のカタチに仕上げます。

今、映画をオンラインで配信する方法も増えておりますが、響きは、やはり、世界各国の映画祭が再開されるのを待ってみようと思います。

もちろん、その時々の流れを読み取り、フレキシブルに対応してゆきます。

それから、響きの8年の旅をカテゴライズして、オンラインで発信するのも検討して行きたいと思います。

皆さまの祈りが、響きを未来に導くでしょう。

ドキュメンタリー映画「響き 〜RHYTHM of DNA〜」 監督 亭田 歩

HIBIKI Color 赤:太陽 黄:月 白:宇宙 これらの色を合わせて「世界」を意味する。